BLOG あすなろ通信
幸せな職業✨
お久しぶりです😊。
秋になると、どこからともなく、ふんわりと漂う甘い香りの正体が金木犀の花であることを知ったのは、実は大人になってからでした。
毎年、この香りがする頃が、私の母の誕生日です。誕生日の頃が素敵な香りで羨ましいですが、母は「学生の頃はいつも自分の誕生日が定期試験直前で憂鬱だったわ」と言います。
「何年前の記憶よ〜」といつも笑って返しますが、未だに数学の試験で赤点を採る夢を見る母ですので…🤣。いつまでも気持ちが若いのかな、と思っています。
そんな母へ今年は何を贈ろうか、と考えていた頃から息子の体調が思わしくなく、不安定な気候のせいもあり、喘息発作を繰り返し、11月には入院もし、バタバタしているうちに、プレゼントも贈れぬまま、気づけば師走です💦💦。
なんなら、母にプレゼントを贈るどころか、息子の入院生活に振り回される私のサポートをたくさんしてもらって負担を掛けてしまった、と反省です。
完全付き添いはなかなか難しく、仕事と家事と育児と育猫と…。毎日酸素が薄い場所で生活をするような感覚でした。
仕事を終えて、面会に向かう途中の夕焼け空を見上げて、涙が出そうになったこともありましたが、そんな私を支え、元気づけてくれたのは、お母さんや赤ちゃんたち。
頑張っているのは私だけじゃない。そう思うと頑張れました💪。
子育てって、自分の限界値を越えていくことの繰り返し。時に苦しくもあるけれど、ここを乗り越えていくことで、自分のキャパシティが広がって、今よりもっと強くなれたり、優しくなれたり…。
それを誰かに配ることができるならば、自分が踏ん張ることに意味があると思うのです😊。
息子が退院した頃には、また季節がグッと進み、晩秋も最後。冬の気配を感じるようになっていました。
退院後もまだ療養は続いていて、こう見えて!?😅ちょっと頼り下手?な私は、時に孤軍奮闘感を感じたりもします。
そんな時にたまたま息子を取り上げてくださった助産師さんとお話する機会があり、しばらくお会いできていなかったのですが、私たち親子のことを案じてくださっていました。
「周りの人たちのサポートを借りながらね」と。さらに、数ヶ月に渡り頑張って来たことを褒めてくださり、抱きしめられたような感覚になり、涙が溢れました✨✨。
今までもたくさん力をもらいましたが、またここでも、この先頑張る力をもらいました✨✨。
この温かなエネルギーを、今度は私がお母さんや赤ちゃんたちに配っていきたいな、と思います‼️
そして…「サポートを借りながら」。
そう。母に頼ってもよいじゃない。そう思いました。まだ誕生日のプレゼントも贈れていないけれど、息子が落ち着いて、また元気になってからでよい‼️
助産師も「助産師さん」にたくさん救われ、励まされます🤭✨。なんだかちょっとクスクスな感じもしますね。
助産師ってそういう存在。
お母さんと赤ちゃんに寄り添い、伴走する。お母さんと赤ちゃんの頑張りを見守ります。
自分の経験を通して、改めて、助産師の存在についてを考える機会になりました。そして、なんて幸せな職業なんだろう、と思います❤️❤️❤️。
みなさまもぜひ🙇♀️❤️、医療機関や地域で働く助産師にたくさん頼ってくださいね❤️❤️❤️。
息子の療養はもう少し続いていきます。肩の力を抜いて、二人三脚していこうと思います🐾。